こんにちは!Gスクエアスタッフの小林です。
5月11日、Gスクールvol.34を開催しました。
今回の講師は、奥尻島でゲストハウス「imacoco(イマココ)」を営む外崎雄斗さん。
実は、外崎さんをお招きするのは4回目。
毎年多くの参加者やスタッフからも「またお話を聞きたい!」という声があがり、気持ちを切り替えたい年度はじめには必ずお呼びしているんだとか。

今回のGスクールvol.34には、学生から社会人まで、さまざまな方が参加してくださいました。
実際に奥尻島のimacocoに泊まったことがある方、ゲストハウスを運営している方、地域で教育や農業に携わっている方、道南を飛び出してインドに行ったばかりの方、最近函館に移住してきたばかりの方…。
中には、外崎さんと過去に出会って以来、奥尻島やimacocoのファンとして応援を続けているという方もいました。
今回の講演では、世界を旅して価値観を揺さぶられた経験や、悩みながらも生徒たちの背中を押してきた教師時代の話、奥尻島でゲストハウスimacocoを立ち上げ、地域の人たちと関わりながら試行錯誤してきたこれまでの歩みをお話しいただきました。
参加者全員で「自分のまちにあるもの・ないもの」「お金で買えるもの・買えないもの」を見つめ直すワークを行い、身近にある幸せや当たり前に気づくトレーニングとして、日々の暮らしの中で気軽に取り組める瞑想についても紹介してくださいました。

特に印象的だったのは、『志が先、お金は後』という考え方でした。 外崎さんは、地元の子どもたちを森に連れ出す活動や、海洋プラスチックをアップサイクルしてコースターを作る取り組みなど、お金にならなくても「今、自分にできること」を大切にしながら活動を続けているそうです。 もちろん、地域や仕事と向き合うなかで悩むことや、思い通りにいかない現実もたくさんあると話していました。 それでも、目に見えないものやお金で買えない価値を信じて、感謝を忘れずに暮らしていく。 そんな外崎さんの姿勢に、改めて大切なことを教えてもらった気がします。
場所を問わず、自分の生き方を見つめ直したくなるようなあたたかい時間でした。
外崎さん、参加者のみなさん、ありがとうございました!
