こんにちは、スタッフの天野です。
早いものでもう1月も下旬。年が明けたと思ったらもう1か月が経過しようとしています。
子どもの頃の「1年」はすごく長かったのに、大人になってからの「1年」はあっという間。
子ども時代は毎日の生活の中に「新しい発見」「経験したことがないこと」が溢れています。
それを発見したり経験したりすることで脳は刺激を受け、いろんな出来事を記憶していくために
1年が、1日が、長く感じるそうです。一方、大人になると経験済のことが増え、刺激を受ける機会がどうしても減ってしまいます。そうすると1日の中で記憶に残る「引っかかり」
になるできごとが減り、1日が、1週間が、そして1年が早くなってしまうそうです。
理論立ててみると納得ですよね。毎日、刺激は受け続けたいものですね。
そこで今日は新しい発見(になるかどうか…)を2,3。
タイトルにもある通り、もうすぐ節分。

節分は読んで字のごとく季節の分かれ目。そんな時期には「邪気」が入ってきやすいと
考えられていたそうです。そんな目に見えないもの(邪気)を鬼に見立てて豆をまき、厄払いをしよう!というのが豆まき、です。
そこで一つの疑問が。そもそも、

①なぜ豆をまくのか?
ぶつけられても、正直あまり痛みは感じないような…ではその「豆」に何か思いが込められているのでは?と考え調べてみました。
節分でまく豆は「炒り豆」です。豆は「魔(ま)を滅(め)する=豆」につながり、
「豆を炒る」=「魔の目を射る」につながるため炒り豆を使うようになったそうです。
そしてさらに豆まきの際には「升」に豆が入っていますよね?
それは「”ますます”力が”増す”」という意味が込められているそうですよ。

②イラストのようになぜ力士が豆まきのイベントに参加するのか?

もともと、豆まきも厄払いの意味があり、力士も塩をまいて土俵上を清めます。
そういったことから力士も厄払いや清浄のチカラが強いとされているためです。
ちなみに力士が踏む「四股」ですが葦原醜男(あしはらのしこお)という名前の神様が、
田んぼの真ん中で地面を踏み、鬼を退治したそうです。

③豆まきをしなくても良い苗字?
豆まきをしなくてもよい苗字があるそうです。
かつて渡辺綱(わたなべのつな)という平安の武将が鬼を退治したため、鬼の間では
恐れられているそうで、「わたなべ」さんは豆まきをしなくてもよいとされているそうです。

いかがでしたでしょうか?
ちょっとした「豆」知識でした。知ってから豆まきをするとすこし興味深く
行事に参加できるのではないでしょうか?
是非、「魔の目を射る」つもりで豆まきをやってみてくださいね!
スタッフの天野でした!