本日、2月12日(土)11:00~13:00でゴッコ捌き体験が開催されました!
その様子をレポしていきたいと思います
講師は玉ちゃんこと、玉野武さんです
こちら、本日の主役である
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目ダンゴウオ科ホテイウオ属 布袋魚(外国名 Smooth lumpsucker、学名 Aptocyclus ventricosus)
通称:ゴッコ さすがに長いのでこちらでは「ゴッコ」としてレポします^^
ホテイウオの由来は七福神の布袋様(太ってゆったりとした衣をまとっている)に似ているため、とされています。オスメスを見分けるのはおなかにある吸盤!大きい方がオスで小さい方がメス。泳ぐのが下手なため、吸盤を使って移動するそうです。
ゴッコは、鱗がない代わりにぬめりがひどく、まずはそのぬめりを取っていくところからゴッコ捌きは始まります。お湯をかけると白いものがでてきて、それを捨てればぬめり取りが完了します。ぬめりを取ることで臭みも取れるんだとか!お湯かけるだけなんてすごく簡単にできてしまう…。お湯をかけると少し膨らみ、実が引き締まって張りが出てきました。そのあと、口を切っておなかを切って中のたまごや内臓等を取り出します。私たちが想像するような魚の骨はほとんどなく、軟骨が太く一本入っていました。その後、三枚におろすことはなく、中身を取り出してきれいになったゴッコをぶつ切りにしてゴッコ捌きは終了です。ぬるぬるで魚を切るのは少し難しそうでしたが、それ以外の観点からしても誰でも出来そうでした。たまごと肝は身と一緒に調理していただくことができるそうです。
参加者の方からもこんなに簡単なら、これからゴッコ1尾買って自分で捌けるから嬉しい!との声も…^^
玉ちゃんに見守られながら捌いていく参加者の皆さん、とても楽しそうでした
こちらは参加者の方々の捌いたゴッコたち。5者5様ですが、きれいに捌けていました!すてき~!!
最初は見てる側じゃなくて捌く側なんだ…!と不安そうな感じが伝わってくる参加者の皆さんでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中、ゴッコ捌きの手軽さに不安もなくなり、満足げな面持ちで体験教室を終えられていました。函館の皆さんなら身近な存在ではあるものの、捌くとなるとどうすればいいかわからない。そんな声を払拭するような教室でした^^
北海道の郷土料理 ゴッコ汁だけではなく、玉ちゃんおすすめのゴッコうどん、ゴッコの唐揚げ…。ゴッコは季節もの。旬の食材を食べられるそんな時期に自分で捌いたゴッコを使った料理は、スーパーで切ってあるものを買って作る料理よりちょっとだけ美味しいかもしれませんね。