Gスクエアでは毎年、函館市内の高等学校の地域探究学習を担当させていただいております!

 今年は『外国人観光客に英語で五稜郭(函館)を観光案内しよう』という内容で10月に実施しました。参加者は6名。数ある講座の中からGスクエアの講座を選んでくれて本当にありがたいと思います。

Gスクエアから見えたMSCベリッシマ たくさんの船客が乗っている~🚢


函館には毎年外国人を含む多くの観光客が訪れます。Gスクエアの目の前には、市電の五稜郭公園駅があり、そこから五稜郭公園へ向かう方がたくさんいらっしゃいます。
Gスクエアから五稜郭公園までの約10分。

高校生が一緒に歩きながら外国人観光客をご案内をする!!彼らの挑戦がはじまりました。

【1日目】
  高校生の皆さんはタワーまでの道のりをフィールドワークで実際に歩き、函館についてどのようなことを紹介するかを事前に考えました。自分だけが知っている函館(五稜郭)のよいところやお勧めのレストランを観光客に伝えるために英語でどういうか台本を準備し、会話の練習をして本番に臨みました。

【2日目・3日目】

 観光案内の本番の日は2日間あり、1日目は多くの観光客が市電から降りて五稜郭公園を目指していました。(2日目は案内実績なし涙)キャリーバックを持った人たちなどを見かけては挨拶をして声をかけていきますが、最初はちょっと遠慮がちで後ずさり気味・・・・アジア人観光客も多く見た目では日本人なのか外国人なのか、地元の人なのか観光客なのか分かりかねる状況でした。まずは勇気を出して日本語と英語であいさつをし、積極的に近づいて行って話しかけると応じてくれる方がいて、案内を始めることができました。

 案内をさせてもらった外国の方の中には、日本語がお上手でほぼ日本語で案内したり話したりしたようですが、言葉は何であれ、函館や五稜郭のことなどを伝えることができました。外国人客の多くが英語母語話者ではなかったのですが、英語が母語でない国の方とのやりとりでは、お互いに英語で何と言っていいかわからず、でも何とかして伝えようとしてスマホを使って日本語の文字を見せたりしてコミュニケーションをとる人もいました。そういった体験から、英語をもっと勉強したいと思ったと高校生のみなさんは話していました。


 以下は、高校生の参加レポートです。

 令和4年10月6日から9日までの3日間、私たちは「函館学 地域探究学習 五稜郭の観光案内をしてみよう!」に参加しました。
 この講座は、シエスタ函館のGスクエアのスタッフの協力を得て実施しました。この活動は、通常行わないようなもので、外国人に声をかけてガイドをするという要素が含まれており、新たな発見がたくさんありました。特に、函館を外国人に紹介する過程で、地元の魅力を再発見し、自分の街に誇りを持つ意義を感じました。
 外国人との交流を通じて、函館が世界各国からの観光客を魅了し、コロナ禍の収束後にますますグローバル化が進行していることを実感しました。同時に、地元の方々との挨拶や会話を通じて、地域社会との交流を深める機会も増え、グローバルと地元という対照的な要素が、それぞれの重要性だと感じました。これらの経験を今後、社会で役立てていきたいです。

 
 この学習を通して自分の街には素敵なところがあるんだと気づいてくれたこと、誇りをもつ意義まで感じてくれたとはとても嬉しいです。
 3日間お疲れ様でした!ありがとうございました!!