Gスクエア まちなかミュージアム
小宮伸二「 水ヲ纏フ 」


函館出身の現代美術家・小宮伸二氏による「水のインスタレーション(空間自体を一つの作品とみなす芸術)」がGスクエアに出現します。
「水のインスタレーション」は小宮氏の代表作のひとつで、
今回の作品は2021-2022年に北海道立釧路芸術館での個展で発表されたものを、
Gスクエアのために、さらにヴァージョンアップしたものです。
水に包まれるような静謐なアート空間を“函館のまちなか”にてぜひご体験ください。


〈サウンドアート〉三上千年

❒会期
2023.3.18(土)~3.26(日)11:00~21:00
(最終日は15時迄)
※期間中、11:00~15:00は作家在廊

❒観覧無料

❒会場
函館コミュニティプラザGスクエア
GスクエアイベントスペースB


─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
小宮伸二プロフィール
函館生まれ。多摩美術大学絵画科、同大学院美術研究科卒。
在学中より個展を中心としたインスタレーション作品の制作発表をおこなう。
その頃より舞台美術も手掛けるようになる。

空間を扱う作品との親和性もあり、芝居やダンス、音楽などそのジャンルは多岐にわたる。 1999年オーストリア・アルプス山麓にあるシュラッテンベルグ城址でのアーティスツ・イン・レジデンス(アーティストに提供される 居住兼制作工房)に参加したのをきっかけとして、ヨーロッパ、アメリカ各地で個展開催。
アートフェスやシンポジウムにも数多く参加する。
オーストリアではインターナショナルな実験音楽祭での舞台美術担当。
ミドルベリー大学などアメリカのいくつかの大学ではビジッテイング・アーティストとして滞在、学生に講義や共同制作などもおこなう。
たとえば、ユーゴスラヴィア(現セルビア)で舞踏会などに使わていた場所でのインスタレーションでは、アレクサンダー王の死去の際に安置された、まさにその心臓の位置に水滴を落とした。
またオーストリアとリヒテンシュタイン国境の街の教会跡ヨハニッタではヒトラーの骨を探すために床が掘り起こされたままの瓦礫の中に作品を創り上げた。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘